[スタイル]雪山 雪洞つくり
[メンバー]
Iさん、Iさん、私
久々に山行ってきました!
一ヶ月以上の風邪で病み上がりだったからか、
今も病んでるからか、、
体力がなくなったのか、もともと体力がないからか、、、
食糧を持ち過ぎたためか、、、
とにかく、すご〜く ツライ 山行だった。。。
今までで一番辛かったかも・・・何しろ『おうちに帰りたいよ〜』って思って登っていた。
今回は、雪洞をつくるのを目的に雪山へ。
場所は、谷川岳の西黒尾根。
前夜発1泊2日。
谷川岳といえば@
昔から登山客が多く、世界一死者が多い山
谷川岳といえばA
登山口近くの土合駅は、日本一のもぐら駅(地下に約460段の階段が続いていて、改札からホームまでゆっくり歩いたら20分かかる!?)知らなかった〜
前日夜11時車で出発〜 登山口近くのロープウェー乗り場で仮眠、
朝7時半 出発、自分にとっては雪山にしては頑張りすぎた重いザック約15キロを担ぎひたすら登る。
雪をこぎこぎメンバー3人で交代でラッセル。最初は勢い良くラッセルしたんだけど、そのうちバテて一人マイペースに歩く。
それを見たIさんは、(気分の乗せ次第でがんばる、という私の性格を友人を通して研究してたらしく?)「がんばれ!岳人JOY!」などと盛り上げるが、もうダメ・・・。
だんだん重い荷物が脚に負担になり、脚が思うように動かず、ふて腐れてへなちょこに歩く・・・みんなに置いていかれる。だめな人間。
脚の重みと体力の限界に愕然。
PM3時半、「頂上いきますか?」
私「行きません。ムリです。。。」
ということで!?
メインイベント、雪洞を掘ることに!
今回掘ったのは、横穴式雪洞。
幼い頃、かまくらを雪を集めて作ったことはあるけど、それとはちょっと違う。
メンバーは雪洞堀初心者、事前に本を一応熟読済み。
掘る役、雪を外に出す役、見張り役?
雪庇の下の斜面に掘るため、落ちないように腰にロープを付け、ひたすら労働、、スコップで雪を削り、雪洞から雪をはきだす。
酸欠になり苦しくなったり、、気づけば、辺りは暗くなりヘッドランプで穴を照らしてさらに掘り出す。
ようやく3人が寝れるくらいの十分な広さと高さに掘り出せたのは、夜8時。
辺りは真っ暗。スキー場の明かりが遠く眼下に見える。
雪洞作るのって大変なんだぁ。。。4時間もかかった。。。
温かさを求め、雪洞の中にテントを張る。外は吹雪のはずなのに、雪洞テントの中はとっても静か。そしてとってもあったかい。完全に別世界だった。
そんな雪洞ともたった一日で惜しくもお別れして、下山することに。
8時半出発。吹雪の中、12時半無事下山。
全身筋肉痛〜脚も痛いが、とくに上半身がイタタタァ〜、背中から掌まで。これはスコップでエッサホイサ一生懸命労働した証だ。
土合駅に着くと、初めてのモグラ駅の土合駅に感動し、一人で駅構内の探検に出ると、あれほど山で嘆いてた私と比べて元気な私を見てメンバーに呆れかえられる。(汗)
なんだか忙しい週末だった〜
体力の限界を感じたこの2日間は、
体力があれば、人生楽しめるかもと思わせるくらいのものだった。
ただせっかく体力をがんばってつけても、風邪ひいただけでゼロにもどっちゃったりするんだよね。。。
「あ、すみません、体力ください」
「どのくらい?」
「5000円分でお願いします」
「はいよ、まいどー。来月2日に筋力も仕入れておくから」
「あ、じゃまたきますね〜」
なんてのがあったらイイかも!