2010年5月19日 カナダ・アルバータ・バンフ国立公園 コリーパス
[スタイル]日帰り [食糧]バナナ、ドーナツ、水
[タイム]登り2時間、下り2時間
バンフにハイキングに来たはいいものの、どこに行けばいいやらわからないのでとりあえず地図を購入するため街に出かける。
一軒の登山用品店を発見。十分な用具が揃っているお店。そして地図を発見。
「一日かけて登れる綺麗な景色が見れるハイキングコースはどこですか?」と聞くと、それなら!とコリーパスを勧めてきた。「人があまり行かなくて静かで眺めが最高な道」だそうだ。
街の中にある宿泊場所のホステルから登山口まではかなりある。ヒッチハイクをしようと思ったが、街から続くFenlandTrailという散歩道とハイウェイの脇を約2時間かけて歩き登山口へ到着。
コリーパスの登山口にはちゃんと山の説明があり、トイレットペーパー付きの公衆トイレもある。
トレイルに入ると、とても綺麗な道だが、誰もいなく熊よけの鈴を忘れたので大きい独り言をつぶやきながらたまに歌いながら歩く。
店のおじちゃんが言ってたようにとても「静かな」道。おかげで誰にも会わなかったのだけど、最後まで熊がでたらどうしようと不安な気持ちだった。
あまり登らないうちに、樹林帯から抜け、バンフ国立公園の美しい山や湖の景色が広がった。
少し離れたところに何か動くものが!と思ってみると鹿の家族がじーっとこちらを物珍しそうに見ていた。あまりにじっと見るので、変な声を出して叫ぶと、一瞬逃げ腰になっていた鹿たちだが、またじっとこちらを見るので(笑)構わず先に歩き始めた。
しばらく歩くと何度も雪で道がふさがる場所(20〜30センチの積雪)があり、滑落しないように雪を固く踏みしめながら道を作って先へ進む。
あと少しで目的のコリーパスだ!というところで、ここでまた道に雪が・・・。今度はさすがに50M先まで雪で道がふさがり傾斜もあり、スニーカーでは行ける自信がなかった
(ここで滑落しても誰も助けに来てくれないような道)なので
そこから先に行くのを諦める。
キョロキョロと熊を気にしながら、バナナとパンを食べて下山することにした。
登り2時間半、下り2時間。
そしてまたホテルまで2時間かけて歩く。
7月になればもっとたくさんの花が咲いてきれいだろうな〜と思う。