2010年6月13日　カナダ・アルバータ・ケンモア　レディマクドナルド山

[スタイル]単独、日帰り [食糧]パン、水

ケンモアの街から登山口までは自転車で10分。歩いてもそれほど遠くはない。
登山口は広いパーキングで、たくさん観光客がいるのか車が多い。ちょうど車でカルガリーからハイキングにきたという女性3人のカナディアンもいた。

川沿いに歩き、途中ふたつに分かれた分岐を左に行くと、目的のレディマクドナルドパスに入る。
登山者が思った以上に多かった。傾斜もそれほど緩くはなく、トレーニングにもちょうどいい山かもしれない。
森林限界を超え、稜線は見えて眺めがいいがなかなか稜線に辿り着かない。

途中あったツアーグループに、「ひとりなの？がんばってね、あと20分ほど行けば、上にティーハウスがあるわよ。ティーはないけどね。」と言われる。
茶屋はあっても茶はないのか〜。残念。頂上でゆったりお茶でも飲みたい気分だけど・・・。

そのティーハウス付近は展望台になっていた。
そこまで結構つかれたが、頂上はもう少し先だ。

そこから瓦礫の中をき、なんども滑り落ちながら歩く。かなり歩きにくい、いかにもカナダらしい岩の山だ。

展望台から頂上までは1時間はかかる。眺めは最高！ケンモアの街も見渡せる。なにより山の形が険しすぎるて痛々しい。まさにカナディアンロッキー。
下りになると、必死で崩れ落ちる道にすがりながら登ってくる人たちがいる。お互い苦笑しながら、大変だね・・・、と声をかける。

展望台に戻ると、日本人グループやインディアングループもいてみんな昼寝していた。
この展望台はみんなで昼寝しながら景色をながめたりのんびりするのに十分な広さ。
インド人に、頂上まで1時間くらいと伝えると、重い腰をあげて登りだした。ここから上は結構大変な道です、と伝えるのを忘れた。
ちょっと休憩して下山する。日本の山は4時までには下山しなきゃと思ってるので、そのくせでカナダでも早めに下山と考えてしまうけど、下山中にまだまだたくさんの登山客が登ってきた。なにしろ10時まで明るいからね・・・。行動できる時間が長くてうらやましい。

また行きたいと思わせる手頃な楽しいハイキングだった。
往復6時間くらいかな。