他の山岳会との交流であるクライミングセッションに参加してきた。
足尾は銅山で有名だけど、毒ガスや酸性雨で禿げ山になった景色が印象的だった。
それでも植林のおかげで木が年々増えてきたようだ。岩山付近は、日本じゃない海外にいるような景色だった。
初対面3人でパーティを組み、長年松木沢を愛して通っている栃木の山岳会のKさんにリードをしてもらい、フォローで登る。
登ったのは2本。右壁チョークストーンルート(3級プラス)、中央壁ルンゼルート(3級プラス)。残置ハーケンは錆びているので一切使わず、カムを使って登る。
アンカーは、大きな岩を使ったり、カムで支点を確保する。
これほど頻繁にカムを使って登るのを見たことはないのでかなり勉強になる。
ここの岩は落石が多かった。参加メンバーの中でも、大きな落石に合ったと言って、コルセットをつけて登っている人がいた。
リードをしていただいたKさんは、医者でなんと今話題の国際認定山岳医だった。しかも、良く聞くと、この制度を立ち上げた人の一人でびっくり。
色々話を聞いていると、今は医者だけが取れる資格だが、将来的には、看護師などにも枠を広げていきたいと言っていた。イギリスなんかではすでに看護師も活動してるとか。
国際認定山岳看護師目指してがんばるぞ〜
今回のセッションには、プロクライマーの馬目さんがいらっしゃっていた。アルパインクライマーが少なくなっている現状やアルパインを盛り上げていきましょうなどとおっしゃっていた。
またこういう機会があったら勉強になるから参加しようと思う。