[メンバー]5人
[費用]8000円/人(高速・ガソリン代)
[コースタイム]
●8月19日(八甲田山)
酸ヶ湯(すかゆ)温泉→仙人岱(せんにんたい)経由→大山(山頂)→上毛無岱(かみけなしたい)→酸ヶ湯温泉
(登り2h、下り2h)
●8月20日(鳥海山)
鉾立(ほこだて)ルート(象潟(きさかた)口)→七五三掛→新山(山頂)→七高山→行者岳→七五三掛→象潟口
(登り4h30min、下り4h)
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【八甲田山】 くもりのち晴れ
前日夜関東発で朝5時に酸ヶ湯温泉駐車場に到着。仮眠。
つい最近、新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を読んだせいか、朝から耳鳴りがしたり軍人たちの声が聞こえたり金縛りにあって目が覚める。
八甲田山登山が不安になりながら
眠い目をこすり出発。
八甲田山はなだらかな山で、木道が敷かれていて、尾瀬を思わせるような景色だった。
山スキーができれば積雪期楽しめそうな山でした。
それにしてもこのおだやかな山で軍人さんたちがどこで遭難したのか気になる。冬になると恐ろしい山に変わってしまうのだろうか・・・。
下山後、酸ヶ湯温泉の仙人風呂という160畳もある混浴に入る。300年の歴史のある温泉らしい。鉄の匂いがすごく白く濁った湯だった。
・酸ヶ湯温泉 ホームページ
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【鳥海山】 晴れ
登山口は山荘が2つもあり、ビジターセンターがあったりして、立派な登山口だ。というより、ここは観光地のようだ。登山口からすぐのところに展望台があり、
白糸の滝や鳥海山、日本海がきれいに見える絶景だ。
展望台には、案内ボランティア?と称する山ガールの格好をした地元のおばちゃんがいて、秋田弁のような関西弁のような口調でおしゃべりが止まらず、
観光客や登山客を楽しませてくれる!?自分は超のろいナメクジ山行でなかなか山頂に辿りつけないらしい・・・。
登山道はとてもよく整備されていて、よくぞここまでと思うほど石畳が永遠と続く。
結局途中の小屋まで石畳の道だった。
小屋の横には、鳥海湖があって美しい。遠くに月山が見えた。
木々が低く、最初から展望のよい山でずっと綺麗な景色が続く。
七五三掛から分岐があり、一方はカールのようなところを通り、一方は稜線上の道で、
どちらも山頂につながっているので、行きと帰りでそれぞれの道を楽しむことにする。左手を行くと、アマゾンのような(行ったことないけど)景色が眼下に広がる。
小さな雪渓を通り、遠くに見える山頂を眺めながらの気持ちいい道。
傾斜もあまりなく、長いが景色を見ながら歩ける気持ちいいい道だ。
頂上に近づくと岩がたくさんある。頂上直下は、ごつごつした岩しかなく、アスレチックのようで、ゴルジュのような岩をくぐったりしてとっても楽しい。
頂上からの景色は360度の展望で離れがたい景色。頂上を展望できる七高山に行くと、ここまた最高の景色。
一緒に行った仲間も、こんな良い山はなかなかないと絶賛する。関東に鳥海山があったら、毎月登るのにと思う。奥多摩や丹沢を登ってる場合じゃなくなる・・・。
下山は、稜線上を行く。まさに空中散歩。最後まで最高の景色を楽しませてくれた鳥海山。
今度は違うルートで行ってみたいな〜と思う。