[スタイル]単独テント
[コースタイム]
茅野駅ステビバ
0700 茅野駅(バス)
0810 渋の湯
0820 渋の湯登山口
1045 黒百合ヒュッテ
1140 黒百合ヒュッテ発
1245 東天狗岳
1310 西天狗岳へ向うコル
1405 黒百合ヒュッテ
1450 黒百合ヒュッテ発
1605 渋の湯登山口
[その他]
・黒百合ヒュッテ(年中無休、テント1000円、水支給なし)
・装備(テント、外張り、アイゼン、ピッケル、ストック、シャベル、他雪山テント基本装備)
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今回、編笠〜権現を考えていたが、雪でトレースがなさそう&人が入ってなさそうなどの理由で天狗岳に行くことに。
以前、南アで会った山が一番さんのホームページを見るとちょうど同じ日に天狗に行くとのことで、再会を期待する。
今回の目的は、1、地図読み、2、新しいシャベルを試す
前夜茅野駅ビバ、ビバ仲間は誰もいないので少し心細い。登山者を1人も見かけなかった。
一昨日夜から都内近辺で降り続いている雪で茅野駅周辺も20センチほど積もっていただろうか。
茅野発渋の湯行きバスは乗客は私だけ。1人も乗ってこなかった。
途中、バスはチェーンを着けるためしばし停車。渋の湯まで30分で行くはずが、路面凍結のおかげで1時間以上掛かってしまった。
登山口から1/25000地図だけを使ってコンパスと共に歩き出し。
これからどんなルートを辿るか、どのくらい時間がかかるか想定して歩く。
唐沢鉱泉への分岐への下りがあることは想定外、あと黒百合ヒュッテ手前の南にある山の読み間違えがあった。それ以外は地図読みが出来たかな。意外にすぐ読めるようになりそう。
黒百合ヒュッテに着いて小屋に入ると、女性に声を掛けられ私の名前を呼ばれる。
もしかしたらご一緒しましょう、と連絡をしていた山が一番さんの会の方だった。彼女はお腹が痛くて休んでいてみんなは5分か10分前に天狗岳へ出発したばかりだという。
とりあえずテントを張って荷物を置いて、天狗へ向かう。
背中は軽くなったが、脚が疲れていて上りはペースが上がらない。
東天狗岳までもうすぐのところで、7人パーティーが下りてきた。よく見ると、山が一番さんだ!
おーい!と声を掛ける。2年半振りの再会だ!しばらく喋って記念に写真を撮る。
そこから東天狗岳へはすぐだった。東岳は風もなかった。
すると西天狗岳方面から男性1人が下山していくとこだった。
私も西天狗岳へ向かう。トレースが見当たらないので適当に西天狗岳方面へ進む。
あまり人がいかないようだ。コルで風が強まった。コルからトレースがあり追って行くと、途中で切れてしまった。
どうやらさっきの男性は途中でラッセルをあきらめたようだった。
私もお試しにラッセルを5メートル程するが、腰までの雪が胸までになってしまった。周りに誰もいないし身動き取れなくなるのも怖いので潔く撤退。
小屋に戻ると山が一番さんたちのパーティーがお茶をしていたので一緒に混ぜてもらう。
山が一番さんは百名山をすでに登頂し、群馬県境歩きも突破し、今度は分水嶺歩きを目指すらしい。GPSの役割を果たす安価だけど
機能性十分の旅レコとマップポインターを見せてもらったりする。
山が一番さんさんのご好意でなんと車に乗っけてくれるというので、ありがたくテント撤収して下山することにした。
バスだと最終が3時前なので、日帰りは不安なのでテント山行にしたところだった。
午後になると小屋に登山者がわんさか到着した。今夜は小屋は50人泊まるらしい。テントは6張りくらいあった。
下山は行きと違い、大勢の登山者が歩いたので雪がしっかり踏まれ道がしっかりしていた。
8人乗りハイエースに余計に1人申し訳無く乗せてもらい、高崎まで送ってもらった。
景色は良くなかったが山が一番さんとの再会もあり、地図読みもできたしそれなりに充実した山行でした。
そして今回もまた温かく無風の山行で、厳しい雪山を味わうことなく終わったのでした。
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●山が一番さん WEBサイト
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・今後の課題
上りの脚力をつけたい。満足する上りがしたい…
さらに地図読み完璧に
・今回の反省
スパッツ忘れ
地図に磁北線書いてない・・・