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2013年9月1日 大菩薩嶺 地下足袋山行&ビストロ山ちゃん

[ member ]

魔人、めろ

[ time ]

0830 塩山 バス30分
0915 登山口
1100 ロッジ長兵衛
1130 福ちゃん荘
1210 大菩薩峠 1400
〜ビストロ山ちゃん〜
1500 大菩薩嶺 
1600 丸川峠
1720 登山口

[ gear ]

地下足袋、二股インナーソックス、一応ストック1本(未使用)、一応スニーカー(未使用)、一応ガス(未使用)、 暴風雨のために雨具(未使用)


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だいぶ前から造園職人の山ちゃんと地下足袋で山を歩こうという話をしていて、リハビリ山行として計画を立てていたのだ。 地下足袋は地面を感じながら歩ける、だから足にも良いみたい。

当日は台風が来るらしい。。。でも暴風雨決行の予定。バスと電車が止まらない限り、、そして雷じゃなければオッケー!

山ちゃんこと魔人さんとは山で会ったのは2011年だから、山では2年ぶりの再会。そんなに月日が経ってしまったのか。。。

何も成長してない自分。。。 久々に会ってあまりのげっそりした自分を見て驚いたみたい。苦労してるわ、、自分(泣)。 ちなみに今日もストレスで胃が痛い。でもだいたい山に行くと治るから今日もそのつもりで来た。

暴風雨の中、出かけられるように、暴雨対策ばっちりで出発。 だけど意外にも天気がよい。暴風雨を少し楽しみにしていたので、ちょっと残念なような、でも実際そうだったら、すぐ敗退してたかもな。

大菩薩は行ったことがなかったんだ。百名山だし、どんな山なのか楽しみ。

魔人さんがおすすめの地下足袋を用意してくれた。これは底が厚いから歩きやすいらしい。
確かに履いてみると、底がしっかりしているので大して違和感はない。

台風のはずだったのに、日が照って妙に暑い!
道路の脇に川が流れているので、地下足袋なら沢をいけそうだとたくらみながら、 いわなの影を探しながら歩く。

仙石平に一軒の小屋があって、まだ新しくて泊まれないけど休憩できるようだ。 奥さんがわれらを見て、「ぶどう食べてって〜」と言って、巨峰を2粒ずつくれた。すでに暑くて喉カラカラだったので、とっても甘くて美味しかった。
さすが山梨!

ロッジ長兵衛にようやくたどり着くと、車がたくさんある。ここは車でこれるんだね〜。車とか見るといきなり下界に引き戻されてちょいと残念。

体力低下の自分はもう結構へとへと。地下足袋は調子いいけど、かかとに力が入らないためか、靴と比べて、脚の筋肉の使い方が変わるらしく、 鍛えるにはよいが、いつもは痛くならないふくらはぎが結構疲れ気味。

今回は大菩薩に来たことのある魔人さんにコースをお任せしていたので、大菩薩峠に向かう。
結構疲れ気味なので、たどり着けるだろうか。

登山口から下部は結構な急登もあったけど、上部は結構ゆるやかなので、脚にもそれほど負担がかからず歩けた。

大菩薩峠に到着!どかーんと綺麗な景色。晴れて青空がまぶしい!
まさかの晴天。魔人さんはピーカン男らしいので、さすがた。

台風はどこへ。でも雲の流れは早い。黒い怪しげな雲の塊が近くの山に引っかかっているけれど、風向きからしてこちらに来る様子はない。
峠ですばらしい天気の中でビストロ山ちゃん登場。

ごはんを作ってくれるとは言っていたが、コース料理らしい。ザックから出てきたものはシャンパン(スパークリングワイン!)そして

「誕生日おめでとう!カンパーイ」

わーい、そうだもうすぐ誕生日だった。誕生日の前祝いだ、サンキュー魔人さん!
まさかの山でワインで乾杯とは一生忘れられない誕生日だ。
そしてまず一品は、アンチョビのシソ巻き。酒にあう〜。 そして2品目、生ハムとマンゴー。これは新しい!生ハムとメロンはよくあるけれど、マンゴーうまっ!!

もうこの辺で酔っ払ってくる。昼寝をしながら、シェフを横目に食べながら寝る。。

次に、丸ごとピーマンチーズイン!?ピーマンの中にチーズがとろけて美味しい〜! それからアスパラとナスのバター焼き。 そして、シチュー、、、のはずがかなり腹いっぱい。

スパークリングワイン飲んだおかげで、胃の調子もよくなったみたい。
やっぱり山と酒があれば、健康だーわはは。

あまりにまったりしすぎて、2時間もビストロ山ちゃんを堪能してしまった。
気づけば、登山者は誰もいない様子。

ようやく、大菩薩嶺へ向かうと、やっと天気が少し崩れてきた様子。雨が降らないうちに下山したいな。

大菩薩嶺に着くと、見晴らしはなく、まさかの百名山!? 反対から百名山目当てに登ってきてここで終了する人もいるんじゃないか??

登ってきて百名山とは思えない小さく地味な山頂、、何も見ごたえがない。。 ここは百名山にはなっているけれど、それは大菩薩嶺じゃなくて大菩薩峠のことを意味しているみたいだ。

丸川峠への道は、修験道らしくとても神秘的な雰囲気で苔が多くそれほど人の手が入っていない感じで、とても心落ち着く道だった。
下りは結構な急斜面に感じた。福ちゃん方面よりも少し急な道かと思う。今度はこっちの道から歩いてみたい。

帰りはさすがに誰も合わなかった。誰もいない修験道を楽しめて、久々に癒しの山旅だった。


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●大菩薩の湯
http://eiwa-kotsu.com/daibosatu/
登山口から歩いていける温泉。
気持ちよかった。500円で入れる!

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初の地下足袋!

大菩薩峠

地下足袋同好会

大菩薩峠から 雲が流れる

雲好き

シェフがんばってます。

ビストロ山ちゃん

酔っ払いは寝るのみ

酔いを醒ましながら、大菩薩峠を見下ろす

ちょっと雲行きが怪しくなってきた

さいの河原へ

避難小屋 冬にこれるかな

大菩薩嶺

修験道

苔がきれいなのだ

何かがいる

癒しの壁

かわいい毒キノコ

なかなか歩き応えのある道

小さな白いつぼみ

白い肌が生えます

丸川峠

まるかわ小屋 営業おわっちゃったみたい。手作りにこだわりのオーナーがいる様子。コーヒータイムだったのにね

小屋の前の草原

初めてみた花。ハナイカリって名前らしい。
モンゴルやシベリアとかにも咲いてるみたい。

なにもない塩山駅で馬のモツ煮定食
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