山の記録一覧へ

2013年11月2-4日 北アルプス 涸沢周辺いろいろ

[ member/スタイル/ギア ]

Tさん/レンタカー/ノーザイル、冬装備

[ time ]

1日目
沢渡駐車場(仮眠) 上高地
横尾本谷右俣偵察
涸沢(幕営)

2日目
涸沢
5・6のコル
奥又白池へ敗退
5・6のコル
北尾根6峰
7峰下降で敗退
15:20涸沢
17:30横尾山荘(幕営)

3日目
横尾山荘
上高地


------------------


大量の課題が終わらず出発が遅れる。
沢渡に早朝到着、寒くて足湯であったまり就寝。
朝起きれず遅く出発。

上高地行きのバスは、増発されていた。ちょうど紅葉の時期で、観光客や日帰りハイカーが多い。
後で知ったけど、小屋閉めの最後の連休だったようだ。

横尾本谷右俣が素晴らしいというので、行こうと計画をしていた。
しかし出発が遅くて右俣の安定した幕営場所までたどり着く時間がない。
右俣への分岐に到着したものの、右俣は沢を遡るように登るので、まだ足首の復帰してない自分には行く自信がいまいち持てない。

結局、ちょっとだけ右俣の偵察に行き、涸沢へ。
北穂へ新雪を踏んで登頂しようと計画を変更したが、北穂への道は雪がついていない。また別の場所を考えなくては・・・

涸沢にはテントが20張ほどだった。風が強くて寒かったけど、あったかキノコの野菜たっぷりスープと酒で身体を温める。

夜は寒くなかった。寒くない原因があった。翌朝目を覚めると雨。。。。
やる気を失い、雨のバリエーションは計画外なので、上高地に下るしかなく、二度寝してゆっくりする。
多くの登山客が下山していった。のんびりして寝ていると天気がだんだん回復してきた。

遅い出発で、とりあえず5・6のコルまで行き、そこから見える奥又白池へ目指す。
以外にペンキマークがついている。下って20分くらいで、悪いトラバースがある。
ロープを持ってきていなかったので、リハビリ中の我らには超える自信がない。ということで敗退して5・6のコルへ戻る。
それじゃあ、ということで、もうひとつ考えていたルート、北尾根の6峰から8峰へ尾根沿いに下りてみよう。
6峰まではガレガレで崩れやすい。6峰から7峰への下りでまたもやちょっと悪い。ロープのない我らは心細く、ここでもやはり敗退。
そして涸沢へ戻る・・・・チーン。

バリエーションはロープもってかなダメだよ。
でも度胸とクライミングが上手ければ問題なさそうな感じではあった。
涸沢への下山で、おっきな直径1mほどの岩がゴロンゴロン降りてきた雪渓を下ってきたので、慌てて逃走する。あー怖かった。

土砂降りの中、ヘッドライトを点けて横尾にてバテる。横尾山荘のお姉さんに、こんな雨の中テントは私には絶えられない、と言われた一言にTさんと 語り合う。。

今回は、尽く計画倒れのようだったし、ロープなしで準備不足のような感じもあったけど、気持ち的には結構満足。
涸沢での雨は、稜線では雪だったようで、新雪が踏めたし、アイゼン・雪山トレーニングにもちょっとなった。


------------------

ずっと使ってきたオスプレーイーサー60が壊れて、今回新しくザックを買った。ポイントはザック自体の重さが軽くて、雪のアルパインに使いやすいもの。
アウトドアプラザの平川さんに要望を伝えておすすめされた、初使用の65+10のドイターザックは軽くて気になった背中のクッションもフィットして、かなり満足。
セールで買った、フリース変わりにしようと買ったモンチュラのソフトシェルのジャケットもとても良い感じ!道具たちよ、これからどうぞよろしく〜


河童橋より穂高

5・6のコルへの登り

5・6のコルへの登りから北穂方面 捜索ヘリが奥穂登山道上部でとんでいた

5・6のコルから前穂 早く行ってみたい

6峰から涸沢を見下ろす

6峰から8峰への稜線。
|  めろ路 やまのきろく一覧へ  |

inserted by FC2 system