[ member/スタイル/ギア ]
solo/沢装備
[ time ]
笹子駅〜徒歩
0900 道標地蔵
0920 装備〜入渓
1030 三丈の滝(登山道交差)
1145 大滝(モチガ滝?)
1220 スラブ滝
1255 登山道
1330 曲り沢峠
1340 大鹿山
1350 大鹿峠
1440 景徳院
〜30min walk甲斐大和駅
[ info. ]
・水量が多いので真夏向け
・笹子駅は駅員さんいる。パスモ使える。
・大滝グレードUでも中間部悪かった。今期いくつか行ったVグレードの沢より怖かった。
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泳ぎマークがガイドブックについている。
金槌な自分は避けていたのだけど、水量が多いだけで泳がなくても良さそう。
それに先々週の沢で尻もちをついた尾てい骨がキシキシ痛むし、両手首の腱鞘炎がひどいから、初級1級Uグレードのこの沢ならいけるかも。
笹子駅から滝子山登山口に向けて歩く。
以前行った滝子山南稜の登山口を過ぎて、道証地蔵へ。車が5台ほど停まっているけど、ハイカーたちのよう。
沢は誰もいないみたい。
前々日まで大雨が続いていたからか、水量が多い。
今日は晴れだけど、水量が多くて流れが速くて冷たい。。。そして足がつかない釜は無いようだけれど腰やそれ以上の釜が多い。
天気は晴れているけれど、樹林帯なので涼しく、水に浸かると寒いので、できれば釜に入りたくない。なのでヘツル。ヘツリの練習、落ちても足はつく釜なので平気。
これまで行った沢の中で一番流れが速い。でもこれも勉強、わざと流れが強そうなところに足を突っ込んでみる。
水量が多いので川底の状態が分からない。だから
思ったより滑らない、思ったより浅かった、というところなら問題がないけど、
思ったより滑った、思ったより深い!という感覚が多いなら気を付けないといけない。
もっと流れとか深さとか滑るか滑らないかとか、見た目で、感覚で、わかるようになりたい。
特に難無い沢を流れと深さを考えながら、越えて行く。
今年の奥多摩と違って、それまで荒れた様子がなかったのだけど、三丈の滝あたりで倒木が多く荒れている。
ちょうど登山道と交差する場所、橋が壊れ、水量が多ければハイカーは渡渉しないといけない。
4人パーティの70代くらいのおばちゃんパーティが来て、おひとりですか?と声をかけてくれちょっとお喋り。ヘルメットを脱いでハイカーを装う。
ようやく大滝に到着。見事な大きな滝!!他の方のブログにもあったけど、12mどころじゃない。30mは続いていそう。
そして水量多く水しぶきがもの凄い!ガイドブックには右の細い流れの右側を登ると書いてあるので、その通りに登る。
中間まで登って、この上は沢筋に登った方が登れそうな感じもしたけれど、そのまま右側を登る。すると、垂壁になりホールドが遠く少なくガバなく焦る。
この沢はグレードが2級なので、簡単なんだろうと高をくくっていたら、思ったより難しくちょっと蝉になり、う、やばいかも。
気合入れて、足を信じてのっこす。時間かけるほど、身体固まって考え過ぎると恐怖心増していいことないので、そうなる前にいってしまう。
これはやっぱりクライミングやってれば、ガバがなくても余裕で行けるとこなんだろうか。腱鞘炎がひどいからクライミングはしばらく出来る感じは無いんだけど。。。
さらに大滝は続く、一体どこまで続くの?ってほど大きな滝に思えた。
大滝は滑るから注意!ってあったけど、それほど滑る感じはなく、それよりこの一か所のグレードはVあってもいいんじゃないかな。大滝上部には
1本だけハーケンが打ってあった。
水量の多い多段滝を越えて行く。登り甲斐のある沢だ!
その後綺麗なスラブ滝がある!真ん中はズルズル落ちてしまうので、左のスタンスとホールドがある辺りから登る。
そしていよいよ、フィナーレの美しいナメで感動。光がさして美しい!綺麗なナメを楽しんで遡行。
もう一回来てみたいと想わせる満足な沢だった。今度は、真夏のあつーい日にバシャバシャしに来てみたい。
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標高1250からすぐ左にある登山道に出る。
ここは滝子山の荒れた巻き道の方だったので、もう少し滝子方面にいけばすぐに良い道の下山道や曲り沢峠への分岐にも早く出れたのかもしれない。
沢から上がり、そのまま登山道下ったので、だいぶ降りてから曲り沢峠への道へ登り返す。
時間があれば曲り沢を下ろうと思っていたけれど、尻が痛くて、ズミ沢だけで大満足になり、ハイキングして帰ることにしたのだ。
大鹿山を越えて、さらにお坊山の稜線へ行こうと思ったけど、結構疲れたので、大鹿峠から急登を越えてその後景徳院から甲斐大和駅を目指す。
ハイカーの姉さん方が、この道をまっすぐ行けば、景徳院に着くのよ、と言う。
景徳院とデカイ看板が何度もお目見えする。なんなんだ、これは。宗教団体かな?なんて思ったら全然違った。。。
右膝をどこかで打ったようで、左膝も突然激痛が走り全身不良になりながら下山。
着いたところは、景徳院、ここは武田一族最後の場所。50人が自害し徳川家康が建立したものと歴史的有名な場所でした。
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●景徳院
http://www.koshu-kankou.jp/map/jinjya/keitokuin.html
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