[ member/スタイル/ギア ]
ソロハイク
[ time ]
1010 富士急行線禾生(かせい)駅〜道迷い
1040 レンガの落合水路橋
1045 杉山林道コース
1140 富士見平
1143 九鬼山(くきさん)1200
1255 札金峠
1320 馬立山
1340 沢井沢ノ頭
1400 御前山 展望よい!
1440 神楽山 道迷いで戻ってきた
1510 登山口
1525 猿橋駅
[ info. ]
・新宿から期間限定の富士急行線「山梨富士3号」の河口湖行きで一本で行ける。しかも混んでない。ボックス席で楽々旅気分。
http://www.fujikyu-railway.jp/forms/info/info.aspx?info_id=33880
・馬立山付近ザレ場多い。滑落注意。馬立山は岩場直登と地図にありウキウキしていたが、そんなルートは見当たらず。
・一般道だけど人気なくて、藪多く顔に蜘蛛の巣がかかるルート。
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『百蔵山で生まれた桃太郎は、「犬目」で犬を、「猿橋」「鳥沢」で猿とキジを引き連れ、九鬼山に棲む鬼を退治にやってきた・・・』山梨百名山、都留市二十一秀峰(都留市HPより)
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土曜仕事になってしまったので、日曜こそ山に行きたい!と思っていた。でも天気予報を見ると・・突然の雷雨のため日曜の山や川のレジャーは控えるように。
との注意をちゃんと受けて、沢はやめとこう。あんまり遠くも行けないけど人がいる山は避けたいので、人気のなさそうな山にトレランしにいこうかと考える。
朝起きて高尾と大菩薩の地図をザックに入れて、電車に乗り込む。
どこにいこう。。。。新宿からたまたま乗り合わせた電車が、普段は大月で乗り換えが必要である、河口湖行き、せっかくだからこの路線の駅から行けるとこにしよう。
新宿から一本で富士急行線の駅。禾生駅。禾=稲がよくとれたとこらしい。近くにリニア実験線が通っている。
何もなさそうだけど、駅からすぐにローソンがあってちょっと助かる。
5年前の高尾陣馬の地図をみてたら、新しい道路が出来ていて、登山口がわからず、ウロウロ。適当に歩いてようやく標識を見つけ、文化財になっている立派なレンガの水路橋を
くぐって登山口へ。
杉並新道に進むとトレースはしっかりしているようだけど、あまり人が入っていない様子で左右から雑草や藪に覆われているところが多い。
気持ちはトレランの勢いでドタバタ歩いていると、先にいた鳥がびっくりしてトコトコ逃げて行く。思わず「雷鳥!??」。親子だ、影しか見えなかったけど、
ちょうど雷鳥の親子みたいな姿だった。こんなとこにいないよね?なんの鳥だったんだろう。。
途中禾生駅で一緒に下りた中年男子3人組を追い抜き、馬立山で山おじボーイを追い越すまで誰にも会わなかった。
九鬼山から北へのルート、「馬立山下山」っていう標識に惑わされ、下山じゃないだろうとそのまままっすぐ進むと、方角違い、
トレース消える。戻って昨年買った大菩薩の地図で確認、馬立山下山の方へ進む。
ちゃんと事前にネットでも他の人の記録みてれば間違えないだろうけど、地図だけだと分かりにくいところが多い。磁石見て、トレース確実なところ行けば問題ないけれど。
神楽山もそのまま猿橋へ稜線沿いで下りれるのかと思っていたら、一度分岐まで戻らないといけなかった。そのままトレース沿いの稜線を進むと、国道に出る様子のルートだった。
下山はできそうだけど、駅が遠くなりそう。
御前山は岩壁の上で下までかなり落差があり、覗きこむとちょっと怖い、けど眺め良い。
ザレ場で靴底が滑って何度も転ぶ、このスニーカー寿命。。。以前せっかくいただいた足袋で来ればよかったかな。怖くてあまりスピード出せない。
あまり人が入らないからか、普段あまり会わない動物に遭遇した。
山でイノシシに会ったのは実は初めて。子どもイノシシが、ひたすら前を向いて直進して反対方向に走って行った。親がいなくて安心。
すると今度は、イタチ科の動物が藪の中へワサワサ逃げて行った。狸みたいな尾だったけど、顔がちょこんと小さかった。テンかな???
アップダウン結構あり藪多く道に迷いやすいので高尾山とかに比べたらはるかに登り甲斐のある山。
低山だからと夏は登山客に避けられるけど、実は樹林帯だからアルプスの酷暑の稜線より日差しを避けられ、人もいない、トレーニングにいい山域かも。。。
結局予想通りの天気だった、昼はピーカン、夕方にほどんど降らないけど雷雨。この天気、去年も一昨年も、数年前から夏はいつもそんな天気になってしまったような。
夏山は早出で3時には行動終了できるような計画にすれば雷に恐れず安心していけるかも。
神楽山が残念だったので、猿橋じゃなくて、菊花山に下りればよかったかな〜(競馬いたかな?)