[ member/style/gear ]
M田 / ice climbing / 60m*2
[ info. ]
・アプローチの林道は駒ヶ岳神社との分岐のある日向山方面へ向かい終点まで。
・錦滝のF1を登らずF2に行く場合は、左岸の登山道に入ってすぐにトラバースして上部に出られる。フィックスロープがしっかり張られている。
落石が突然あるので注意する。直径30cmの石が2つ程落ちてきた。
・F3へは、高く巻くかたちで登山道をだいぶ登り、途中で左に赤テープのところをトラバースすると着く。
[ time ]
1/30FRI. 白州道の駅 泊
1/31SAT. 尾白川渓谷へ
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前日雪。東京でも数センチ積もり真っ白になったが、すぐに雨が降り出し溶けてしまった。
山の方が積雪が多いだろうと思い、雪で林道に入れないことを考え、スキー練習にいこうと考えたが、せっかくのアイスが出来る機会を逃したくないので、
林道敗退覚悟に予定通り尾白川アイスに向かう。
道の駅にクライマーが多く集まるとのことで、我々の他2パーティが車中泊していた。
登攀具を準備していたので、みんな尾白川アイスに行くものと思っていたが、
尾白川渓谷への林道終点には他の車2台。一体彼らはどこに行ったんだ??甲斐駒登山??
トレースひとつは、日向山登山口まででハイカーの様子。もうひとつのトレースは2人でどうもクライマーの様だ。他にトレースは無い。先週は
すごい混んでいたようだが、またもや貸し切りに近いのか??
ちなみに積雪は少なく5センチくらい。山よりも海側で降ったのだろうか。
気温が高い6度もある。アイスが溶けてしまっていないことを願いつつ、先方が戻ってきていないことを考えて、きっと大丈夫だと足を進める。
先行パーティは錦滝F1を登っていたが、凍っているのは表面のみで、滝が流れているのが見える。セカンドが登る際に、蹴り込みで穴が開きさらに水の流れが見えた。
もう少し奥の岩間ルンゼへ向かう。短いピッチだが、4級らしい。
リードしてよいとのことで、初4級リード!!
傾斜はそれほど立っていないので、このくらいならリード可能。4級プラスくらいの方がビビりながら楽しめるかもと思った。
一番大変だったのが、指先冷え症のため、途中何度も何度も指を温めながら登らないと、感覚が無くなり、バイルを持てないし、スクリューを入れ込むのにも力が入らない。
打っては手を温め登っていたので、時間がかかってしまったようだ。おかげで日陰にじっとせざるを得なかったビレイヤーは凍えた声を漏らしていて申し訳なかった。
手を温めながらのアイスは、難しい。最近インナー手袋をしていることで余計に冷えやすいことを知り、これまでは手袋を外して直に脇の下に入れると
すぐに回復していたが、インナー手袋をせずにアウター直下のウールなどの手袋の中で手を握ることで、手のみの温もりで指先の冷えを解消できることがわかった。
でも気温が低い場合や、傾斜の強いアイスの最中では難しい。雪稜であれば、両手でアウター下の手袋の着脱ができるが、アイスのリードでは余程安定した
登りが出来ていないと無理だと思う。手袋着脱は片手では難しく、片手はアイスに差したアックスを握り、着脱には口を使う。
アイスでの手指の冷え対策は、考えもの。
何か良い案はないか、難しいな・・・
岩間ルンゼは、4級だが、前回の貧乏神3級の一部立っていた箇所より簡単に感じた。
錦の滝F2も4級らしいが、こちらは少し長いものの、傾斜がゆるくて簡単そうだ。
ところで錦の滝のF1は危ういので、F2から登ろうと考えたが、岩間ルンゼから錦の滝に戻ったときには、20人くらいのクライマー。やはりこういうことか・・・
F2に行ってみたが、すでにロープがすだれ状。時間を考慮しランチ食べて下山。
5、6級の垂直の壁をリードできるようになりたいな。でもその前に指が冷えてては全く歯が立たないので研究しなければ。
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●森名水公園べるが 尾白の湯
広すぎる。車でも、中に入っても、広い・・・。少し高め800円。
http://www.verga.jp/?page_id=41
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実は夕方から沢屋の新年会が入っていて、それに合わせて下山。Mさん時間合わせていただいてほんとに感謝!
ディープな源流同好会って感じ。今年は長年の念願、源流と釣りときのこと山菜の世界に入れるのかな〜ありがたや〜幸せだ〜楽しみだー