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2007年6月23日 エクストリームシリーズ2007尾瀬檜枝岐大会

[メンバー]M井、F原

エクストリームレースに出場してきた。

場所は、福島の檜枝岐村。
トトロが出てきそうな山の中。

前泊は初めて一人でテントで。
360度が山に囲まれ、ぽっかり空いた天井には一面に宝石みたいに星がキラキラ。 生まれて初めて見る(たぶん。)天の川がもの凄く輝いていて感動! 彦星と織り姫がここで出会うのね。なんて一人ロマンチックな気分に。 流れ星も見たしもう自然て最高〜

レースは、尾瀬の山をトレッキングとマウンテンバイクで駆けめぐるオリエンテーリング。
ちょっとした遊び感覚で参加したのに、かなりキツイレースだった。

唯一きつくないイベントは、岩魚を手で捕って殺して腹を出すゲーム。ちなみに右手負傷(スタート早々に指を石で切り出血。)で断念しようと思ったが、 片手で早々に岩魚をゲット。

山のほとんどをマウンテンバイクと共にするんだけど、乗れる場所がほとんどなし、
急な登り坂、岩の上、一歩踏み違えると滑り落ちる細い道、川の中、藪の中をマウンテンバイクを押したり肩に担いて登る。

途中イライラ。なんのためにこんなことしなきゃならないんだ〜頭の中は疑問だらけ。
もう帰りたい・・景色を楽しむ余裕もないし泣きたい。

でもここでギブアップしたら遭難してしまう可能性も。。
なんとか無事に下山しないと、と思って黙々とチャリを押したり担いで歩いた。

前日雨だったから、地面は滑りやすくて、 石の上で滑って岩で指を深く削って血だらけになり
石に足が引っかかり転んだり
水を飲もうとザックに入れてた炭酸水を開けた途端、全身スパークリングシャワーを浴びてしまったり
滑り落ちると同時にマウンテンバイクも上から落ちてきて危うく首の骨でも折れそうな状態になったり、、

7時間かけてゴールに辿りついたけど わけのわからないレースだった。
おそるべしマウンテンバイク。しばらくトラウマ。

右肩にはMTBを担いだ傷、左耳は毛虫に刺された痛がゆさ、右手親指は肉が見えるほどの傷、膝には青あざと擦り傷。命があってなにより。。。。。

そんな一日を終えた私を迎えてくれたのは美味しい美味しい民宿松源の夕食。

山椒魚や朝鮮人参の天麩羅をはじめ、食べたことのない蕎麦の実と松の実のおかゆやじゃがいものすいとん、 蕗の薹の押し寿司、鹿の焼き肉、岩魚の塩焼き、手打ち蕎麦などなど全部で20種類近くの薬膳料理。
ぜーんぶ美味しかった。朝食もぜーんぶ美味しかった。温泉も気持ちよかった〜 
料理にこだわる人にはかなりお勧めの宿です。

次回は普通に山に登りにきてまた松源さんでゆっくりしたいわ〜

民宿松源
http://www.f-onsen.com/shougen/oryouri.html


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〜興味のある人のために大会詳細(前回分)〜
エクストリームシリーズ尾瀬檜枝岐大会 大会実施要綱

http://www.a-extremo.com/extreme/2007/ozehinoemata07.html

 山深き郷、尾瀬檜枝岐。日本のオアシス尾瀬の懐に位置し、周囲を4つの百名山で囲まれた村は、伝統と温もりを感じさせる。野鳥の歌声や風の音を聞きながら、初夏の花々と戯れ、大自然に癒されるには、もってこいの場所となる。

主催:エクストリームシリーズ実行委員会
協力:檜枝岐村、尾瀬檜枝岐温泉観光協会、檜枝岐村商工会青年部、株式会社山と渓谷社
協賛:株式会社モンベル、株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン、 株式会社キャラバン、ウェンガーウォッチ
企画運営:有限会社エクストレモ

開催日:2007年6月23日(土)
開催場所:福島県檜枝岐村エリア
種目:トレッキング、マウンテンバイク、オリエンテーリング、チームチャレンジ
距離:35〜45kmコース

参加資格:チームは3人1組。健康な中学生以上の方であれば、誰でも参加できます。アドベンチャーレースの経験の有無は問いません。但し、競技運営、安全管理上から、スタート前のブリーフィングを受けることを条件にします。

参加費用:参加費は21,000円(傷害保険料を含みます)です。マウンテンバイクのレンタル希望者は3,500円、ヘルメットのレンタル希望者は500円です。但し、数に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。

ルート:各種目のルートは当日まで公表しません。スタート前(ブリーフィングもしくは受付にて)一斉に、地図とチェックポイントが記載された指示書、レース中に使用するパスポート、チェックポイント投函用のカードをお渡しいたします。

チェックポイント:チェックポイントには以下の2つのタイプがあります。
 1.スタッフがいます。パスポートに押印してもらい、スタッフの書類にサインします。
 2.チェックポイント番号の記したポストがあります。ポストに主催者から渡されたチケットを投函し、ポストに記された4桁の数字の番号をパスポートに記入します。

ルール:参加者は以下のルールに従ってください。
 1.チームメンバーはレース中行動を共にしなくてはなりません。但し、主催者が指定する場所においては、これに従わなくても構いません。
 2.チームのメンバーの1人が、健康上の理由(怪我、疲労、脱水症状など)で、レースを続行できなくなった場合は失格となります。但し、残りのメンバーはレースを続けることができますが、順位はつかなくなります。
 3.全ての参加者は、スタート前のブリーフィングに出席しなくてはなりません。
 4.全ての参加者は、レースに使用される装備に関して責任があります。主催者の用意する装備を破壊、紛失した場合は、それを保証します。
 5.チームメンバーの1人は必ず、主催者から渡されたパスポートを、レース中持ちつづけなくてはなりません。 

種目説明:
※トレッキング・オリエンテーリング:主催者から渡された地図を利用して、チェックポイントの順番ごとに歩いていきます。オリエンテーリングの要素も含みますので、地図に記載されたチェックポイントを、コンパスを使って探し当てます。ルートの選択は自由に行なえますので、各チームで最善のルートを選んでください。途中で買い物や飲食などは自由に行って構いません。
 ※マウンテンバイク:主催者から渡された地図を利用して、チェックポイントの順番ごとにツーリングしていきます。ルートの選択は自由に行なえますので、各チームで最善のルートを選んでください。途中で買い物や飲食などは自由に行なって構いません。
 ※チームチャレンジ:アウトドアスキルを試す、チームで行なうゲームです。2箇所設定しており、チームワークと知恵をしぼって乗り切ってください。

装備(道具):以下の装備は必需品ですので、必ず常備してください。レース前に主催者によってチェックします。
※チームに1つ以上
・パスポート、地図、指示書(全て主催者が用意)
・コンパス
・ボールペンなどの筆記用具
・書類を入れる防水袋
・ファーストエイドキット(バンドエイド、消毒液、包帯、テーピングなど)
・サバイバルブランケット
・携帯電話(緊急の場合のみ利用可能)

 ※全種目共通(個人)
 ・水、飲み物
 ・食べ物
 ・健康保険証(コピー可)
・笛
・ライト&電池
 ※マウンテンバイク
 ・マウンテンバイク  ・ヘルメット  ・自転車用手袋  ・自転車修理セット、タイヤチューブ(チームに1つ以上)
 ※禁止装備
・規定に反した移動手段  ・ラジオ、ローカルラジオ、GPS  ・動力装備、動物  ※その他  この他にも、各チームの判断で必要だと思うものは揃えてください。

エコロジー:レースに使用する地域の環境保護について約束してもらいます。植物や動物を乱したり、ゴミ類を残すことは絶対に禁じます。この行為を主催者によって発見した場合は、失格の対象といたします。

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