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2010年6月5日 カナダ・アルバータ・クーテナリー国立公園 バドリーパス

[スタイル]日帰り [食糧]パン、水

アルパインクラブのハイキングに参加してきました。
参加者は私を含め4人の女性。40から65歳。

60代のおばちゃんは、サイクリングが大好きで旦那さんと昔世界中を自転車で旅したらしく、日本には13回もサイクリングと温泉めぐりに行ったことがあるらしい。 今はリタイアをしてさらに自然を満喫してるらしい。リーダーは、バンフのすき焼き料理屋で2年半働いてたらしく、「いらっしゃいませ」とか日本語をよく知っている。

さてケンモアから最初に計画していた山は、雪で閉鎖されていたため予定変更。綺麗な湖が見れるコースだったので残念。
どちらもケンモアから60kmほど離れたところにあるカナナスキスにある。

選んだ道はバドリーパス。韓国人の団体ツアーもこの登山道から入って行った。昔は日本人ばかりだったけど、今では中国人と韓国人でいっぱい、日本人は不況のおかげで見かけなくなったらしい。納得。

この道は残雪が多い、というか日本の山しか登ったことがなかったので、カナダでは雪は1年中あるのが普通なようだ。
稜線で雪が降り始めて驚いてたら、雪は1年中降るらしかった。
持ち物は、「ストックがあったらいいでしょう」くらいで、特にアイゼンを持ってきて〜なんて言われることもなかったので、雪の中、道なき道を登る。ちなみに降雪はひざ下、深いところでひざ上。

日本でこの山の状態だったら、確実に冬山装備だと思うんだけど。とりあえずスニーカーで来なくてよかったよかった・・・。そしてストック一本でも持ってきてかなり助かった。。。


彼女らは雪と砂利の道に慣れているようで、がつがつ登り早い。それに対して恐る恐る歩く私は遅れ気味。

熊ベルを忘れた!と思って話を聞くとベルよりも人の声の方が熊は逃げていくらしい。
そして日本と確実に違うのは、みんな「熊除けスプレー」を当たり前に腰につけていいた。すごいな〜 
でも日本で熊よけスプレーを買うと、一度きりの使い切りで相当な値段がするとか?
それからカナダの熊さんは肉食だと思ったけど、自ら生きた動物を殺して食べることはしないらしい。

往復4時間の短いハイキングだったけど、かなり気分転換ができた。

広大な自然の中、北米人の自然とともに生きる野性的な強い生き方を感じた。
それにくらべて、日本人は人間の中でも家畜化されている民族だなーと思う。もっと強く生きれ、日本人!
頂上を臨む
頂上を目指します
頂上への道
ラッセルで道なき頂上へ
頂上より
雪の中をいく
花
かわいいお花
花
日本にもあるかな?
頂上から
頂上からの眺め
稜線
結構急な箇所もあります
下山
雪の下山は楽です
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